―人と地球と未来を繋ぐネットワーク―
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ケニアのスタディーツアーに参加して多くの出逢いと発見があった。
あれからもう一ヶ月以上が経つ。未だ消化できていない部分もあるのだが、語り尽くすことが出来ないほど、全身で感じ、考え、衝撃を受ける意味のある濃厚な時間を過ごした。
その中に「信じる」という、今でも強い光を放ち続けているものがある。これはその場で考え出されたものではなく、日本に帰国後ケニアの旅を振り返っている時に頭の中に浮かび上がってきた言葉であり、複数のコトが私にそう思わせたのである。
私たちはツンザ村という、生活の中に神や霊といったものがあり、信仰を大切にしている伝統文化が色濃く残る村に2日間滞在した。
祖先の声が聴くことが出来る長老を始めとし、そこに住む人々と出逢い時間を共にする中で信じる力の強さを感じた。
宗教や霊といったものに否定的な念を持っている私でさえ吸い込まれそうな瞬間があるほどの、純粋で力強い信じる力だった。
今回の旅の中でケニアの歴史や現状、政治、人、動植物、教育等ミクロからマクロまで多種多様なコトを体験し体感し吸収した。
その中で特に「教育に対する思い」が印象的であった。
私自身が子どもに興味があり好きだというのもあるのだが、スラム街にある学校や集団生活を余儀なくされた子どもの施設等の訪問が多くありレクチャーを受けさせてもらったからだ。
それらから子どもに教育を与えようと必死な大人と勉強をし成長したいと望む輝いた目の子どもたちの姿が見えた。
ケニアではエリート層から明日の食料に不安を抱き暮らしている人達までいる。しかし、どの層においても教育の大切さを感じ求めている。
それは、教育が平等に与えられていないという現状の中、教育の有無が人生に大きく影響するからであり、生活を豊かにするものであるから。
まだ豊かとはいないこの国では、政治や経済格差、貧困、治安、衛生、諸外国との関係等、直ぐには解決が望めない問題が山ほどある。
しかし、頂上の見えない大きな問題の山に屈する事無く、見えない未来を信じて生きようとしている強い力を感じた。
今回の旅で、世界中の命あるものが穏やかな心で心地よい時を過ごせる日が来ると信じて、自分のできる範囲から行動していこうと思えた。
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